学校事務職員の独り言

~学校事務職員思い出日記~

*学校給食・・・揚げパン

今やスーパーマーケットやパン屋でも売られているほど人気な揚げパン。

 自分が子どもの頃はバゲットくらいの大きなコッペパンを揚げたものにシナモン味の砂糖がまぶしてあるのが1本出るのが普通だった。最近は、児童生徒の好みに合わせ、きなこ味やチョコ味の揚げパンがでる。さらに、アレルギーなどで揚げパンが食べれない子どものために、こぶし大の丸いフランスパンが1個と小ぶりの揚げパンが1個の2種類セットで出るときもある。

 しかしこの揚げパン、センター式の学校ではつい最近まで出たことがなかった。なぜなら、手間と時間がかかるため、何千食と作り、配送時間を考慮しなければならないセンター式では作るのが難しかったのである。なので、センター式育ちの知り合いの中には「揚げパン?何それ?」という者もずいぶんいた。それが献立に出るようになったのだ。

栄養士の心意気か給食センターの機械の機能向上のおかげか分らないが、「揚げパン?何それ?」という子どもがいなくなるのはめでたいことである。合掌。