学校事務職員の独り言

~学校事務職員思い出日記~

2021-01-01から1年間の記事一覧

*学校事務職員

今や大学に、「教育支援専門職養成課程 教育ガバナンスコース」なる学校事務職員を目指す学部まであるほどだが、まだまだ「学校事務職員って何やってるの?」と聞かれることが多い。 誤解を恐れずに簡単に言うと「何でも屋」である。総務・経理・人事・管財…

*学校給食・・・行事食

学校に勤めていると、年中行事を忘れていても必ず思い出す。 なぜなら、給食で「行事食」が出るからだ。節分には節分豆、ひな祭りには雛あられ、クリスマスにはチキン(さすがに七面鳥は出ない)といった具合に年中行事にあわせた献立が出る。最近は、日本の…

*学校給食・・・給食調理員さん

給食を作るには、栄養士ももちろんだが調理員も重要である。なんと言っても作り手だからだ。給食の最終的な采配は栄養士が振るうのだが、1校に必ず1人栄養士がいるわけではない。月・水はA校、火・木はB校と1人で複数校を受け持つ方式の市町村もあった…

*学校給食・・・給食予算(センター式の場合)

センター式でも給食材料費は自校式と同じで、集金された給食費で賄われている。 ただ、食数が多いだけあって、未納金額は自校式の比ではない。給食センター内の切り盛りは大変らしく、ある日「A4の裏紙がなくなりました。余っている学校は給食センターに譲…

*学校給食・・・給食予算(自校式の場合)

当たり前だが、自校式の給食材料費は自校で集金した給食費で賄われている。従って、材料費の計算に担当者は頭を悩ませることになる。余らせてもいけないし、足りなくてもいけない。しかし、その年の給食費の集金状況や材料費の単価の値上がりなどで、年度末…

*学校給食・・・揚げパン

今やスーパーマーケットやパン屋でも売られているほど人気な揚げパン。 自分が子どもの頃はバゲットくらいの大きなコッペパンを揚げたものにシナモン味の砂糖がまぶしてあるのが1本出るのが普通だった。最近は、児童生徒の好みに合わせ、きなこ味やチョコ味…

*学校給食・・・自校式とセンター式 その2

センター式の給食は、自校式に比べて、おかずが大抵1品少ない。 丸く平たい皿の上に、コロッケ1個、餃子が2個だけということが普通にある。自校式はここにほうれん草のおひたしやサラダが当然のように副菜として添えられている。 これもやはり、手間と時間…

学校事務職員、つれづれなるままに・・・・

第1回 まずはご挨拶。 私は、昭和59年から37年間、市町村立小中学校の学校事務職員をしてきた。 その37年間をゆっくり振り返ることができるようになった。そうしてみると、色々あったなぁと思い、どんどん変わりゆく前の学校を書いてみようと思った。 …